〜劣化した内袋の交換修理〜
プラダ内装交換(黒)
ボッテガヴェネタ(ピンクベージュ)
仕切り付きのオーストリッチbag(黒)
コーチ(ブロンズ)
モリハナエ(薄茶)
シャネル(ピンクベージュ)
グッチ(黒)
解体作業を含みますので、当然のことですが、弱っている箇所はついでに補強を施しながら再縫製していきます。
修理作業は単に目に見えるところだけではない、という事ですね。
グッチのバンブー解体作業風景、、
元通りの形状に仕上げます。
鞄を一度解体すると、当然コバの処理が崩壊しガタガタになってしまいますが、当工房ではコバの再塗装までこだわって仕上げます。
ルイ・ヴィトン バゲット(ベージュ)
ビジネスタイプのLV鞄もポケット部分は合成皮革が採用されており、トラブルが多いです。合成皮革の寿命は2〜3年といったところでしょうか。人工素材は、工場で生産された瞬間から劣化へのカウントダウンが始まります。
天然素材と違い、ケアによって寿命が伸びる事もありません。保管場所や、気候条件によって劣化スピードが急速に早まる事はありますが。
高温多湿にめっぽう弱い素材で、四季の豊かな日本の気候に合った素材ではないと考えていますので、当工房では全ての修理において合成皮革は一切使いません。
個人的には合皮でリペアするくらいなら新しい鞄を買ったほうがコスパが良いと思っています。
エピ・ファスナーポケット内装交換
同じくモノグラム。
LVの内張り構造(内袋として独立していない、外装と一体型のもの)
このような鞄も、もちろん修理可能です。
内部ファスナーポケット。
外側ポケット内装。
バリー・内張り構造の内装交換。