ルイヴィトン修理あれこれ

今回はルイヴィトン修理こんなこともやってますよ。というのをご紹介したいと思います。鞄修理はもちろん、一般には修理が難しいとされている財布などの小物類の修理・靴のアッパー修理も承っております。

他店およびブランドリペアサービスでお断りされたものも修理できるケースが沢山ありますので、ご興味ありましたら是非一度お問い合わせください。

財布のステッチほつれの再縫製。部分的な補修が可能です。

ルイヴィトン 財布 修理ルイヴィトン 財布 修理

オプションでコバのバニッシュ再生も可能です。

鞄 ファスナー 修理

ファスナー交換。基本、引手は再使用する事ができます。

鞄 ファスナー 修理国産ファスナーで近い色を選びスライダーパーツを移植します。

ルイヴィトン 鞄 修理

スペイン産よりやや希少なフランス産ヴィトン。(実はアメリカヴィトンというものもあります。もちろん本物です。)価値には変わりありませんが、雰囲気は全然違います。「見た目はどれも一緒」というレビューが多いですが、年代物のフランス産ヴィトンは特に手作り感・あったかさが感じられます。糸の種類も革の質感も、バラして初めてわかる細部の職人さんの手癖もすべてが違います。スペイン産を含め現LV製品は、製造方法が確立され、1点1点全く同じ・正確に作りこまれているという印象を受けます。それはそれで一級品のBAGです。どちらも正真正銘本物で価値は同じですが、製造方法やブランドの歴史を考えたときにそれぞれに意味があるんじゃないかと思います。

古い型は作りにややムラがありますが、鞄それぞれに個性があります。職人さんの作っている姿が目に浮かぶような温もりがあるんです。そういった意味での希少性は、現LV製品にはない魅力ですね。

ルイ・ヴィトン 修理 鞄

ご依頼の多い根革の交換修理。元パーツに合わせてステッチ穴の位置までできる限り再現します。修理してしまえばわからない程度のこだわりですが、厳密に言うと針孔を合わせないとモノグラム本体に傷をつけていることになるので、そこまで気を使いながら作業します。

ルイヴィトン 鞄 修理

根革の縫製完了。飾り捻はコテで焼きを入れてます。ライン幅も工具を加工してオリジナルに近い雰囲気が出るよう工夫してます。コバはイタリア製顔料で、調色した色→無色の二度塗りでトップコートを施します。ヌメ革のコバは基本叩いて光沢を出しますが、部分的なリペアに関しては光沢が出すぎるので顔料仕上げをチョイスしています。

財布 内装 修理

財布のカードケースの内装交換。正確に型紙を作ります。オリジナルの作りにやや大量生産的なやっつけ感があり、気に入らないので細部をちょこっと変えてます。(見た目は全く同じですよ。)

カード入れ 内装 修理

収納口が接着のみで仕上げてあるので裏生地が簡単にはがれてしまいます、これを防ぐためステッチをかけて一体化させてしまいます。

ルイヴィトン 財布 修理

仕上がりはこんな感じ。合皮のベトベトとおさらばし、サラサラで気持ちいいですね。

ルイヴィトン 修理

ルイヴィトン修理沢山お預かりしております。あきらめる前にぜひ一度ご相談ください♪

その他、ルイヴィトンの修理記事リンクです!一緒にご覧ください♪

https://bag-repair-hironaga.com/2017/01/10/repair-blog-7/

ルイヴィトン修理あれこれ」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: ルイヴィトンのヌメ革交換修理 | ヒロナガ鞄修理工房

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