今回の修理は本革の手帳。
システム手帳のバインダー下の生地が崩壊していました。
素材の表情が特徴的な品です。買い替えるとしても、同じ様なものは探してもなかなか見つかりませんね。 続きを読む
内袋が裂けてしまった場合の補修事例。
プラダ、オロビアンコなどは繊細で手触りの良い生地が使われいますが、反面、引っ張り強度に弱くこうしたトラブルが多いです。
壊滅的な状態では内装の全交換が望ましいですが、殆どの場合補修でキレイに元通りになります。
今回はこちらのBAGの内装交換。元々生地で作成されていましたが、補修では修復不可能なほどビリビリに裂けていました。
今回ご紹介するのは、財布のコインケース部分の内装交換修理です。
このように劣化した内装を、まずは解体し、パーツ事に修繕した後、再度組み立てていきます。
かなり使い込まれた様子。。破損しているパーツは単なる補修では強度が出せません。
鞄修理ではミシン掛けが一般的ですが、手縫いでしか出せない表現もあり、オリジナルの再現を追及するとなると一針一針手縫いする場合があります。
手縫い鞄は単純なミシン掛けではクオリティの高い修理ができません。 続きを読む
最近、温かくなったり寒かったりと気まぐれな気候ですね。
季節の変わり目はいつも体が変になります。。数日前まではハナが止まらなくて困りました。
今回は(今回も?笑)バッグのファスナー修理事例です。
ルイヴィトンのジップウォレット。
ファスナーが一段奥まったような、複雑な構造になっています。
老舗のブランドほど廃番品も多くあるので、リペアして長く使っていく事は個人の持ち物としては勿論、ブランドの歴史という観点においても意味があるんじゃないかと思います。
今回はこちらのオーストリッチのbag。合成皮革のベタベタになった内袋を全交換しました。 続きを読む